シルクロード(絹の道)は限りなく広大で、幾多の民族が交易し、多様な文明が興亡を繰り広げました。これらの遺跡から、栄華を極めた往時の姿を窺い知ることができ、古代シルクロードの人々が何を考え、何をめざして生きていたのかを知ることができます。インドで発生した仏教は、約450年を経てガンダーラに広まり、その後、中央アジアや中国・朝鮮半島を経由して、倭国に公式に伝来したのは6世紀です。百済の聖明王が金銅仏と経典を欽明天皇に贈ったことは、仏教国としての日本の基礎を築く記念すべき出来事でした。
シルクロードの起点である長安(西安)から、大秦国(ローマ)まで26カ国66回にわたって調査した体験をふまえながら、西域の文化と歴史をわかりやすく解説します。
日程・テーマ | 講 師 |
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第1回 3月3日(木) 「シリアの世界遺産 パルミラ王国の遺跡に立つ」 |
大阪教育大学名誉教授・神戸常盤大学客員教授 山田 勝久 氏 |
第2回 3月7日(月) 「敦煌・楼蘭の興亡の歴史を語る」 |
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第3回 3月14日(月)「百済の聖明王から欽明天皇に贈呈された金銅仏の行方を探る」 |
[会 場] | エル・おおさか南館5階 南ホール( 大阪市中央区北浜東3-14) |
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[時 間] | 午後2時~3時30分 |
[定 員] | 各回100名(定員になり次第締切ります) |
[受講料] | 1回 1,100円(当日、会場でお支払いください) |
[主催・お申込み] | 一般財団法人大阪労働協会 事業部 TEL:06-6942-0001 FAX:06-6942-1933 E-mail: ork@l-osaka.or.jp |